2010年07月12日

中央教育審議会、公立小中学校の1学級あたりの生徒数を引き下げるよう求める提言

FNNニュース.comより。消えてしまうかもしれませんので全文載せさせていただきました。

中央教育審議会は、公立小中学校の1学級の生徒数を、
今の40人よりも引き下げることなどを求めた提言を、12日の分科会でまとめた。
提言では、新学習指導要領で、コミュニケーション能力の育成など、
個々の生徒と向き合った指導が必要なことや、
近年、いじめ・不登校など、生徒指導が複雑化していることなどを挙げ、
1学級の定数を、今の40人から引き下げて、指導の充実を図るべきとしている。
新しい定数は、35人以下を前提としているが、
国と地方の追加予算額が、およそ3,100億円になるとの試算もあることから、
財務省との予算交渉に配慮し、具体的な数字は盛り込まれなかった。
小学校低学年については、「学校教育に適応するうえで重要な時期である」として、
新たな定数よりも、さらに引き下げることを検討すべきとしている。
定数の引き下げが実現すれば、1980年度に現在の40人に引き下げられて以降、
およそ30年ぶりとなる。
文科省は、早ければ2011年の通常国会に関連法案を提出し、成立を目指したい考え。

動画はこちら

35人以下が前提、ということは、

明石の教室の大きさでも…
大丈夫じゃないですか??



posted by 中村 at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 明石建て替え関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本建築学会から要望書

毎日蒸しますねー。
昨日は地元で縁日だったのに、雨で浴衣姿の女の子たちが気の毒でした。
さて、今日は大ニュースがあります!
タイトルですでにモロバレですが、 ついに日本建築学会から再度要望書が提出されました!
専門的なことはわかりませんが、前回に続き二度も提出されるなんて、やっぱりかなりスゴイことなのではないでしょうか?
さっそくその内容を見ていきましょう。

東京都中央区に現存する復興小学校7 校舎の保存要望書

以下抜粋

「日本建築学会といたしましては、大正末期から昭和初期にかけて東京市営繕組織が設計したこれら復興小学校の校舎にいずれも等しく「文化財」としての価値があると考えており、
先に提出した保存要望書の「見解」では、その価値として以下の3 点を指摘いたしました。
@ 小学校教育に関する東京市の理想の高さを示す建物としての価値
A 表現主義的な外観デザインによる建築の秀作としての価値
B 小公園の付設や避難拠点としての位置づけにみられる都市計画的な価値
このたび、これら復興小学校についてさらに詳細な調査を行い、上記の点を確認するとともに、その文化財的価値について再度検討いたしました。」


先に提出したというのは、2月に提出された要望書のことですね。こちらは関東支部長名義で提出されたようです。
そしてこの要望書提出後、建築学会の方々は明石小学校はじめ中央区の復興小を視察、調査なさって、この要望書を書いてくださったんですね。

前ふりはこんな感じで本題行きますが、沢山あるので要点はわたくし太字にさせていただきました。全部読むの大変!って人はその部分だけでも読んでください。

「いずれも外観は当初の意匠が良く保たれており、登録有形文化財建造物に必要な価値(造形の規範となっていること)を十分に備えていると考えられる。よって、今後は外観意匠の特徴を活かした形での保存・活用が期待される。」

登録有形文化財に指定されるには、そういうルールがあるのですね。中央区のすべての復興小はこれをクリアしてるというわけです。

特に明石小学校については、東京市の“設計規格”をほぼ完全に満たした復興小学校の「典型」と見なせること、すべての復興小学校の中で最初期に設計され“設計規格”の形成に重要な役割を果たしたと考えられること、意匠的にも密度・完成度が高く、戦災を免れたためそうしたオリジナルの部材・意匠の保存状態も良いことなど、現存する復興小学校の中では格別に高い文化財的価値を認めることができる。

ギャア!要望書で特別扱い恐縮です!
ってウッカリ恐縮してしまいましたが間違いました、むしろ自慢するとこです!
明石特別!明石格別!さぁみんなで叫びましょう!

さらにこの後に続く「見解」では

「復興小学校の“理想型”としての明石小学校の重要性/重要文化財建造物としての価値」
という見出しで2ページ以上明石褒めちぎり状態です!
抜粋しますと

「明石小学校については、以下の4点において現存する復興小学校の中でも格別に高い文化財的価値
を認めることができる。
@ 東京市の“設計規格”をほぼ完全に満たした復興小学校の「典型」である
A 全ての復興小学校の中で最初期に設計され、“設計規格”の形成に重要な役割を果たした
B 意匠的な完成度・密度が高い
C 戦災を免れたため、オリジナルの部材・意匠の保存状態が良い

…ど素人が考えることですけど、
「典型 最初期 保存状態 良好 意匠」というキーワードでググってみたら勿論この要望書が一番に出てきますが、そのあとに続くのは「重要文化財指定について」という文科省のページです。
これらのキーワードから導き出される解は、「重要文化財」であるとグーグル先生はおっしゃっています。
そしてそれを裏付けるかのように要望書見解はこう続きます。

「明石小学校が戦災や戦後の再開発を免れ、80 年以上を経て今日まで現役の小学校として活用されてきたことは奇跡的であり、
中央区や東京都にとってかけがえのない文化遺産であることはもちろん、さらに復興小学校がその後の日本近代の小学校建築のモデルとなったことを考えれば、日本近代の小学校建築の原点と見なすことができる。
よって、明石小学校は国指定の重要文化財建造物としてその価値を後世に伝えていくべき高い価値を有した建物であると位置づけられる。


来ました、国指定重要文化財建造物!

勿論これを決めるのは文科省なんでしょうけど、建築専門の学者さんたちの、国内で最も権威ある団体がこう言ってるのですから実際そうなのでしょう!

こうなったら、中央区に問いたいです。
重要文化財級の建物を壊すのですか?と。
文化財の「財」って、どういう意味ですか?財産の財じゃないんですか?これって、誰の財産という意味ですか?

重要文化財級の建物は、この国の、国民の財産ではありませんか?

重要文化財でも、便利に使えるようにリノベーションして使い続けることは可能です。中央区には日本橋高島屋(国指定重要文化財)という良い例があります。
リノベーションすれば、子どもたちに不便な思いをさせたりすることもないのです。
新しく建てる建物は、はたして80年後にこれほど評価されるでしょうか?

壊したらもう終わりです。元には戻りません。
ですから今一度、どうか考えてください。

国民の皆さんもどうか一緒に考えてください。
私たちの日本は、歴史と文化があります。
そういうものを未来の子どもたちに残すことも、私たちの使命ではないでしょうか?
近代建築なんて言っても、だんだん「近代」とは言えなくなってくるのです。いまでもかなり古いです。
と言っても古いことは悪いことではありません。ヨーロッパのお城なんかに行って感心してるだけじゃなくて
我が国の古き良きものに触れて、そういうものを誇れる大人になって欲しい。と思うのは私だけでしょうか。


posted by 中村 at 00:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 明石建て替え関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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