2010年06月23日

「あかしむかしばなし」レポ

遅くなりました。あかしむかしばなしのレポです。

準備段階からのドタバタをぶっちゃけるのもいかがなものかとも思いますが
実はお話し下さるご予定の方が体調不良でキャンセルなさって、
代打を探すのにかなり苦労しました…
イベント企画等に慣れていない私の不手際で、かなりギリギリまで
「ちゃんと出来るのだろうか」とハラハラするような展開でしたが、
無事に開催することが出来て、みなさまに感謝です。

第一部の藤岡先生の講演の様子。
お客様もこんなに来てくださいました。

kouen1.jpg

藤岡先生の講演は、前回の深川モダン館の時には
まだ活動に参加していなかった卒業生たちやサポーターの方々、地域の方々に
ぜひ聞いていただきたいと思っていたのです。
その願いがこのような形で叶ったのは、藤岡先生のご厚意のお陰です。心からお礼申し上げます。
藤岡先生のお話を聞いて、「すごくわかりやすくて、復興小学校について理解が深まった!」
と言って下さる方々が沢山いらっしゃって、本当に良かったです。

個人的には、明石小学校の特徴を改めていろいろ指摘くださったのが
とても為になりました。
デザインでいえば、「影のデザイン」という言葉が印象的で、これは、明石小学校の外壁の彫りの深さについてのお話。
たとえばこの写真にある部分ですが
kikuchi様明石小3.jpg
(お写真はkikuchiさまに以前お借りしたもの)

アーチ状に彫ってある部分、細く何段かにしてありますよね。
この細く鋭い影と屋根の曲線から生まれる、太く柔らかい影の組み合わせが
デザインに変化を出して立体的に見せることに成功している、ということでした。
なるほどそう言われてみたら、影のでき方にもそんな違いが、ひいてはそう見せる技が…!
と、毎日のように見ていても気付かない自分の感性と観察眼のなさにガッカリしつつも納得です。

第二部は卒業生の方々によるお話。
年代順に、震災前〜震災後、戦中、戦後(接収中)、
戦後(接収解除後)に在校中の方にお話を伺いました。

特に戦前の震災前後のお話をしてくださった斎藤さまは
95歳でいらっしゃいますが、とてもいろんなことを覚えていらっしゃって
築地教会に着いた瞬間にまた新たなことを思い出されたようで
「震災の時、この教会の裏に住んでいた○○さんは、本当は8月31日に
田舎の仙台に変える予定だったのに、一日延びちゃったから震災で
死んでしまった…あのとき帰ってたらなぁ」
と、会うなり教えてくださいました。
そして、やっぱりこのあたりも震災で亡くなった方が沢山いらっしゃったのだ、と改めて実感しました。

多くの方々が小学校時代というそう近くもない昔のことを
思い出してほしいと言われて、おそらく戸惑われたことと思いますが
それでも当時の印象に残ったことや覚えていらっしゃることをお話下さり
大変興味深いお話を聞くことが出来ました。
お話下さったみなさまありがとうございます。

最後の、藤岡先生も交えての質疑応答シーン。
靴箱ってどこにありましたか?土足でしたか?などの質問に答える皆さま。

質疑応答.jpg

私たちは同じ学校を卒業したのです。時代は違えど同じ学び舎で学んだのです。
こうした質疑応答を聞いて、本当にそれを感じました。

それがとても誇らしくもあり、嬉しくもあり、親しみも感じ、
本当にお元気で長生きしてください、そしてまたお話をお聞かせいただきたいなと心から思いました。

ご協力くださった方々、そして聞きに来てくださった方々、ありがとうございました!
少しでも、明石小学校の良さが伝わったならば、これほどうれしいことはありません。

posted by 中村 at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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